任国に派遣されてから先週で1年が経ちましたが、
協力隊は任期の折り返し地点のこの時期に
健康診断を受けることになっています。
一番わかりやすい指標として体重がありますが、
派遣前の健康診断の値を基準に±10kgが閾値と聞きます。
つまり、派遣後に10kg以上痩せてしまったり、
逆に10kg以上太ったりするのはNGということです。
個人的に体重の推移を振り返ってみました。
2012年10月 健康診断時 64kg
2013年6月 訓練所入所時 63kg(−1)
2013年9月 訓練所退所時 66kg(+3)
2013年10月 任国赴任時 66kg(±0)
2014年4月 任国外旅行 76kg(+10)
2014年6月 トレッキング 69kg(−7)
ここ10年くらいは65±3kgの間をウロウロしていて、
訓練所入所時は63kg、訓練所の規則正しい3度の食事で
3kgほど健康的に太り、退所時は66kgでした。
(1)暑すぎて運動不足
1ヶ月弱の現地訓練を終え、ナミビア北部の任地に赴任した11月からは
連日40度超えの暑さで、冷房もなく、家の中を歩くのさえ億劫になり、
一切の運動をしなくなりました。
(2)コーラがうまい
乾季のナミビアは湿度が限りなく0%に近く、それが暑さと相まって、
清涼飲料水をもう飲みまくり。でも、飲まないと死ぬ(本当に死ぬと思う)、
生きるために飲むという感じです。
だから灼けるように暑い途上国で飲むコーラはやたらとうまい。
途上国という埃っぽい雰囲気がそれを助けるのかもしれません。
しかし、1年に数日、旅行者として訪れ、嗜むくらいなら非日常の範疇ですが、
これが習慣化して、毎日がぶ飲みしてしまうことが途上国暮らしの罠です。
(3)ビスケットにハマる
また、南部アフリカでは、パン屋のおじさんのロゴでお馴染みの
ベーカーズというブランドのビスケットがあり、ナミビアでも人気です。
そのシリーズのひとつにイートサムモアというショートブレッドがあり、
その名の通り、Eat Some More(商品名の綴りはEet-Sum-Mor)と思っているうちに
全部なくなっているという危険きわまりないビスケットで、それに一時期ハマりました。
反省を込めて書きますが、イートサムモアを一気食いして、
コーラで流しこんでごろ寝するという日が何日もありました。
(4)グルメツアー
そして4月には隣国ザンビアのリビングストンを訪ね、連日食い倒れ、
たまたま同時期に首都上がりが重なり、やはり連日食い倒れ、
任地に戻って久々に体重を計ったら76kgになっていました。
任地では貧相な食生活をしているので、出掛けると気が大きくなり
反動でつい食べ過ぎてしまうようですが、これも程度の問題です。
(5)トレッキングの前と中で一気にしぼる
さすがに派遣時から10kgの増量はまずいと思い、食事制限を始め、
また6月にはトレッキングが控えていたので、ロードワークを再開。
なんとか70kgを割り込めたものの、体の重さに苦しめられる山行でした。
(6)健康診断に向けて
水分を白湯やお茶で取るようにしてから、体重はさらに減少傾向です。
しかし、またあの暑い夏が始まりつつあり、運動不足が懸念されます。
暑い国で運動を続けるにはどうしたらいいのか、悩みどころです。