ナミビアはインフラが比較的整っており、電気も安定しています。
しかし、年に数回は工事や事故で長時間停電することがあります。
電気がなくて困るのは、(1)照明と(2)通信と(3)調理です。
基本的には充電しておくか、電気なしで済ますかのいずれかですが、
今日は電気のない日の過ごし方について紹介します。
(1)照明
日頃から非常時に備えモバイルバッテリーを充電しておく癖を付けています。
私は日本から4600mAhのモバイルバッテリーを2つ持参しています。
さらに日中はソーラーパネルで発電しエネループなどに充電することも可能です。
私はGOALZEROのNomad7というモデルのものを使っています。
乾電池は単三と単四のエネループプロを使っています。
さて、日が暮れたらバッテリーからUSBでLED電気スタンドに給電します。
使っているのはGOALZEROのLEDライトで、軽作業くらいなら十分な明るさです。
エネループ乾電池のほうは懐中電灯やヘッドランプに入れて使います。
完全に電気なしで済ますのなら、ランタンに火を灯すのもキャンプ気分で楽しいですし、
キャンドルナイトもたまにはいいものですが、火の始末には注意が必要です。
ロウソクは10cmくらいに折って、果物の缶詰の空き缶に立てて使っています。
(2)通信
通信も照明と同じで、充電しておいたバッテリーから給電します。
PCは無理でもスマホが充電できれば、電話もインターネットもできます。
基地局ごとダウンするほどの深刻な停電はいまのところ経験していません。
(3)調理
調理についてはバッテリーではパワー不足のため、炭を使って焚き火をします。
網を使って肉やトーストパンを焼いたり、鍋でスープやパスタを作ったりします。
一斗缶に水を入れて火にかければ、お湯を十分に確保することができ、行水にも使えます。
またナミビアでは、電気調理が大半ですが、小型のガスボンベも売っています。
非常用に1つ持っておくといざというときに活躍してくれそうです。
でもやっぱり最強なのは、ふて寝して復電を待つという方法で、
半日程度の停電なら無敵です(2日以上にまたがる場合は厳しいですが)。